パチスロ アニマルA

パチスロ「アニマルA」は、1988年4月に(パチスロメーカーとしては今は亡き?)
アークテクニコ社より、2-1号機として販売されました。


もう20年位前の機種ですが、今見てもカッコイイですね!
7図柄もシンプルで美しいですし、サウンドも鉄火場的な
フインキが伝わってくるようなサウンドじゃないですか!

この「アニマルA」は、本来完全確率方式であるはずが
何故か、明らかな連チャン性を持ってホールに登場しました。

連チャンのシステムは、フルーツの集中とBIG、REGを織り交ぜ
「差枚数吸い込み方式+確率抽選」という抽選プログラムによるものでした。
もちろんこれは、2号機の規則に反した違法プログラムであったので
違法プログラムであることが発覚した後は、撤去、または
基盤交換をおこなった「アニマルG」として再登場しました。

このアニマルですが、パチスロ2号機初期の時代には
連チャン機の代名詞的な機種で、その後の他のパチスロメーカーの
機種開発にも多大な影響を与えた機種でした。

特に大きな影響を受けたのがユニバーサル販売(現アルゼ)で
「コンチネンタル」という連チャン機をリリースしました。
このコンチネンタルは、検定時には無かったはずの、
CS90という連チャン用の部品が搭載されていたことから
後に検定取消し処分、グループ会社である瑞穂製作所(現ミズホ)は
3年間の遊技機販売禁止処分を受けることとなりました。

結局、これらの意味することは、アニマルAの内規違反が
発覚した段階で、基盤交換などの、ゆるい処分だった為に
メーカー側が「違反しても、案外大丈夫じゃん?」みたいな(笑 
甘い認識を持って、機種開発をおこなってしまったということでしょう。

しかしこのアニマル、ホールでの人気は凄まじいものがありました!
客にとっては、違法だろうが何だろうが自分の打ってる台が
連チャンすればOKなわけですからね〜

過去のパチスロ名機を見て、毎回感じることですが
当時そのままの絵柄を使ったレプリカモデルって出ないですかね〜
もちろん筐体も当時のままとは、言いませんが
絵柄と、サウンドだけは再現出来ると思うんですが
昨今のパチスロメーカーには、そんな余裕が無いんですかね?
売れなくたっていいじゃないですか! ってダメか?(笑

でも、遊技機をつくる会社が「遊び心」を失ったら終わりだと思うんですがね・・・

2008/06/06
posted by 管理人 | Comment(0) | TrackBack(0) | 懐かしの名機
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